ポジティブにとらえることに強く賛同する

日本だと、ネットもリアルも足をひっぱるような報道が多くてうんざりすることも多い。ネット上には、たしかに否定的な見方もあるし、負の面を意識すること自体は悪いことじゃない。でもあまりにも悪いことばかり見ていると気持ちが滅入るし、自分のことも弱みとその改善に目がいく。強みを伸ばす方向性を無視しすぎな気がする。かといって根本的なメディア開発とか難しい話になるから、まずは個人でいままで以上に、こういう点で波長があったという部分を意識していきたい。

こういう取り組みは、巨大な世界に竹やりで立ち向かうようになるのだけど、実は2つのおいしい道が開けることに最近気がついた。ひとつは、群衆の知恵である。個人発信するメッセージの大きさが無視できないサイズになったとき、力をもつという考え方。これなら、竹やりがたくさん集まり力をもつからひとりぼっちじゃない。

もうひとつは、大量の情報に触れよいところを発見・解釈・発信する一連の作業は、特に丁寧に自分との波長があうポイントを探る努力をすれば、究極的に自分の志向性に気がつく作業と同様なのである。自分の志向性の発見は、これから先の時代を突破する最初の(いや途中経過でも)協力な競争力の源泉(中核)になる。意外といいことがあるのである。http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/:TITLE=梅田氏の最新の本で紹介された考え方である。

この本については、改めて書こうと思う。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)