老練なピッチャーの投球術

2008年3月28日の日経新聞より。

もし、身体の大きなこちらの投手があなたのフォームで投げたら、常時時速100マイル(161キロ)がでるのでは・・・。米国で桑田に尋ねると「そうかもしれない」と答えた。上体と手首の強さに頼る米国の投手の中で、、身体全体を使ったフォームは際立っていた。
体力のハンディを補ったのは極めつくした投球の理だった。フォーム、配球、トレーニング。語るところすべてに理屈がついていた。「投球は一球一球投げているのではない。ツーペア、スリーペアで考えないと」
決め球から逆算し、初級の入り方までワンセットで考える。頭では分かっているが実際にはなかなかできないことを、桑田は見事に実演して見せた。

そんな考え方で投球している人がいるなんて眼からうろこが落ちるなぁ。