テロ対策の報道をみて考えたこと

僕は国際政治に関する知見をもちあわせていないし、先に開催された臨時国会の焦点になっているテロ対策基本法における中東での米軍への燃料補充活動の是非も判断できていない。とはいえ、思考停止せずに、ひとりの国民としてどうあるべきなのかを思考することは大事なんだろう気がする(専門家になろうとはせずに)。それは、社会人としての見識を高めておくべきという話と、社会という海をうまく泳いでわたるときの情報としても無視できない気がする。

ちなみにテロ対策法については、ぜんぜんすっきりしていない。たしか政治家の方が、燃料補充の重要性を協調されていたのだけど、だれも無駄とは思っていないのじゃないかな?論点は、テロ対応の有効策としては、燃料補充だけじゃない。数ある選択肢の中のひとつとして燃料補充が有効なのか?という点ではないかと。国際協調の活動を否定しているのではなく、有効な打ち手があるなら、それを支援したほうが世界の人たちがより幸せになるのだから。

議論を複雑にしているのは、乗りかかった船である米国協力が途切れると、国際社会への協力意思が不十分にみえ、日本が孤立するリスクがみえるからなのか、他に理由があるのか。もし、国際社会における孤立がリスクなら、説明力で十分突破できるんじゃないかな。目的がテロの撲滅なのだから他の行動でも、それが目的に合致した行動であるなら国際社会からも評価されるでしょう。でも、すっきりしないので、時間があるときにでもみてみようと思う。

余談だけど、外務省のページをみると、それは網羅的に対策があがっているようにみえるし、しっかりと議論しているのでしょう。でも、僕らに見える化されてなくて、すごくもったいない。分かりやすく伝えもらえるとうれしいな。